ビットコインのリスクとデメリット

ビットコインには透明性が高く安全な運用や、安くて早い決済スピードといった数多くのメリットがありますが、当然、気を付けなければならないリスクやデメリットも存在します。

以下に挙げる4つの代表的なリスク、デメリットを知り、安全にビットコインを運用しましょう。

1.価値が安定していない

ビットコインはその価値の変動が激しく、暴落してしまうこともあります。インフレしないよう発行量が決められてはいるとはいえ、資産を安全に保存する手段として、ビットコインを選択すべきかは意見が分かれるところです。

2.パスワードの紛失ですべてを失う可能性がある

ビットコインは暗号鍵と呼ばれるものですべてを管理しています。この暗号鍵を忘れてしまうと、自分のビットコインであってももう動かすことはできません。

また、暗号鍵を知った第三者が勝手に送金してしまうことも可能なので、しっかりとした管理が必要になります。

3.取引情報は公開されている

ビットコインで行った全ての取引は公開されていて、誰でも閲覧することが出来ます。取引情報には秘密鍵から作られるアドレスが載っていて、取引履歴を遡ることが可能です。気になるようであれば、都度都度アドレスを作りなおす必要があります。

4.まだまだ不安定

ビットコインは新しい仕組みの為、価格(相場)が安定しないのは勿論、ビットコインを扱う取引所のセキュリティや、各国の法律面など様々なものが未成熟な状態です。

だからこそ発展段階で大きな利益を得る可能性はありますが、利用した取引所のハッキングや相続問題、税金問題などが起こる可能性は、現金や電子マネーよりは高くなります。