ビットコインを始めるなら知っておきたい3つの専門用語

1.ウォレット

ビットコインを管理する財布の事です。ビットコインはこのウォレットから直接取引を行うため、銀行口座のようなもの、と考えてもいいかもしれません。ネットワーク上で管理するタイプや紙に印刷するタイプなど、様々な形式のウォレットが存在します。

2.Peer to Peer(ピアツーピア)

P2Pと表記されることもあります。一つのサーバーと呼ばれる場所に、各端末がアクセスしてサービスを享受するクライアントサーバー方式に対し、P2Pは対等の立場で互いのPCを直接つなぎ、通信をおこなう仕組みのことです。

仮想通貨であるビットコインは、このP2P型の決済網を利用しています。

3.ブロックチェーン

ビットコインの根幹となる仕組みのひとつです。ブロックという単位にまとめられた取引を、チェーン(鎖)状につながったブロックチェーンの末尾に追加していき、取引履歴を管理します。

新しい取引が発生すると、採掘者(マイナー)と呼ばれる人たちが取引情報をブロックという単位にまとめ、ブロックを追加しようとします。このとき、採掘者(マイナー)は計算量の大きな問題を解く必要があり、最初に計算に成功した人だけがブロックを追加し、報酬を得ることが出来ます。採掘者(マイナー)が行うこの一連の作業を採掘(マイニング)と言います。